参考になる様で成らない記事といわれたブログ主です。こんにちは(^p^)
では調整機構付きマグブレーキの制作方法と取付けを解説していきます。
このマグブレーキ機構ですが海外(イギリス?)で製品化されてる物のパクリだったりします。
ebayで出品してるPMR(Pimp My Reel)と言うメーカー(個人かもしれん)
興味ある人は「PMR BESPOKE」とかでググるといいかも。
それと、加工中に怪我とかしても自己責任でお願いします。不安なら止めましょう。
それでもやりたいならググる先生で「機械加工 事故」「ボール盤 怪我」等
検索してみると良いんじゃないかと。自分の身は自分で守って下さい。
使用工具
ボール盤+バイス
M3タップ+タップハンドル
φ2.5or2.4キリ
エンジンオイル
ネジロック222(ロックタイト、低強度タイプ)
瞬間接着剤
金ノコ
ヤスリ各種
etc
何処の一般家庭でも常備してる工具ですね☆
部品構成
①M3ボルト(装飾用、切断済)
②M6ヘキサボルト(切断済)
③M6ナット(切削済)
④バネ(切断済)
⑤M3フランジ付きナット(切削済)+φ10X5mmネオジウム(400mT・吸着力2.2kg)
*⑤は瞬間接着剤で固定
作り方
1:②のボルトの中心にφ2.5or2.4キリで貫通穴を開ける。
(エンジンオイルはケチらずドバドバかけませう)
2:穴あけ加工した②のボルトにM3のタップを切る。この時もエンジンオイルをタップに付けてから
切る、また無理するとサクッとタップが折れるので様子見ながら切る。(1本折った)
3:リールのサイドプレートに穴あけ、なるべくボルトがスプールに対して垂直に付く様、
ルーターでガリガリ削る。
4:仮組みして、クリアランスの調整。②と③、⑤のナットの長さ(厚み)を切ったり削ったりして調整しつつ
④のバネ長さを切っていい塩梅にする。其れと⑤の各パーツを接着。
5:リールに組み付けて、キャスティングテスト。干渉してたら世にも恐ろしい音がするのでチェック。
後、スプールからマグネットが遠過ぎても大バックラッシュするので注意。
6:テストいい感じになったら、再度バラして①の長さを適当にカット。
②と③、①と⑤はネジロック222をつけて組み付け。(ネジロックは最強タイプとかつかうと
取れなくなる可能性あるんで注意)
補足
・材料は錆びとか考えるとオールステンが望ましいが加工難易度が鉄に比べて
上がるので最初は鉄でやった方が良いかもねん。ちょう錆びるけど(笑)
・工程1とか3で真っ直ぐ穴開かなかったり、斜めになったりするけど極端に斜めにならん限り
ブレーキは利く。
・常識だけどボール盤とか使う時は素手でやろう。軍手とか嵌めるとグロまっしぐら。
ホムセンの安っすい奴なら最悪、骨折とか肉持ってかれる程度で済むと思うけど。
注意一瞬・怪我一生でござる、機械は手加減とかしてくれませぬ。
で完成すると以下の様になりんす。簡単だね☆
位置関係。
ブレーキの掛かる原理は「アラゴの円盤」だと思うので
鉄の部分が無くてもブレーキは掛かる、多分(笑)
参考:http://www.tdk.co.jp/techmag/inductive/200803/
そして、なしてこげな糞メンドイ事してるかというと
「レベルワインダー付・左巻き・キャスト用ブレーキ搭載・1巻き100cmクラス・アルミフレーム・丸型」
なベイトが無いから。知ってるなら是非教えてプリーズ(懇願)
まぁ、今回ブレーキ自作して「ぐへへ、選択肢が増えたぜ、夢がひろがりんぐ!!111!1」
というヘブン状態なので良し(何
実戦投入してみてどーなのか?
「使えなくはないが、チョットピーキーかな?」という感じです。
ブレーキ性能的にはダイワマグフォース登場以前のベイト位、
追い風以外の状況下でのフルキャストはブレーキ任せにすると確実にバックラッシュする。
向かい風だとメカニカルをガッチリ締め込んで、マグ全力+サミングで適当にコントロールが必須。
ノンブレーキよりは遥かにコントロールし易いですけどね。
今後の課題
1:マグブレーキの制動力が足りない(飛ばなくなる程、効かない)のでマグネット変えたり、
位置ずらしたりして要テスト。
2:外側に飛び出てる白いノブが手に当たったりして勝手に回るのでカバー付けるなり、バネ強化する
必要性アリ。
3:見た目がダサい('A`)
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自作調整機構付きマグブレーキ
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